10/14、小潮。いつもの室見川河口で夜明け前にシーバス漁開始。
コノシロ祭は見事に終了していて静かな水面でした。ベイトは少量のカタクチとまばらにイナっ子。
朝マヅメにHITするも2m先でバラシング。貴重な1本だったのに悔やまれます。
平日とあって釣り客も少ないので最後の30分はランガンです。
ブレイクライン辺りでバイブをフルキャスト、フォール中に持って行かれるような感触があったので追いアワセ。
はい、タイトルの通り、エイでございます。しかもメーターオーバーの巨エイ。
10分以上の大格闘の末、やっと足下にやってきたので、浮いてる隙にロッドを鬼シャクリ。結局TDサイレントバイブをお持ち帰りされてしまいました。こんな時に限ってバーブレスでも外れない。そんなもんですよねー。
尋常じゃない腕の疲労感を抱え、心折れて終了。左手がナイス乳酸です。ナイスです。
で、本日10/15未明、当然ながらリベンジです。今回は川鱸、いわゆるリバーシーバスを求めて、家から徒歩5分程の一ノ堰(室見新橋)周辺を攻めることに。徒歩5分と言っても、もちろん車ですが。
ベイトは完全にボラ(イナっ子)。毎度のように相当数で群れを成して湧いてます。キモいです。ちょっとでもリトリーブスピードを早めたりジャークしたりしようもんなら高確率でウロコがもらえます。気前が良いですね!
開始1時間は完全にフギング状態。シンペンで合計6匹のフグを釣りました。この道のプロも視界に入ります。
堰から河口に向けてランガンしつつ、さらに30分。沈黙の中、ついに水面が割れました。
…が、悠長にファイトしてると足下でMAXトルクな横走りをされ、するりと抜けてしまいました。見てみるとフックがグニャリ。やっぱり6番以下のフックは頼りないです。
その後もランガンし続けるものの干潮が効きすぎて釣にならず、終いには自作したシンペンが根掛かり。ヘコみーの、リーダー組み直しーの、タバコ吸いーの。
結局、水深の残る堰の所まで戻って朝マヅメに全力を出し切ることに。
ストラクチャー横10cm辺りへ集中的にキャスティングを繰り返し、お得意の悪女も濡れるエロエロトゥイッチで誘いまくります。
数投したところでついにバコッという音と共にHIT。デカいっす。しかもメッチャ引きます。
朝ジョギンガーのギャラリーを前に、照れ気味に上がってきたのは立派な川鱸。
巨エイの疲労が残る中のスーパーファイト、完全に腕がご臨終でございます。ありがとうございました。
これが、ちょっと問題アリで、実は正確なサイズが分かんないんです。
というのも、橋の下にお住まいのおっちゃんが、「逃すやらもったいない!俺がもらうけん!」と、写真にもある通りチャッチャカとロープで括ってしまって測る隙を与えてくれませんでした(いや、責めてはないですよ。鮮度が大事ですもんね)。
私がタモに絡んだルアーの回収に手こずってる際におっちゃんがメジャーで測ったらしく、その話では「74cmだった」と言うのですが、つい先日ちょうど74cmを釣ったばかりなんですけどねぇ(→ 参考)。あれよりは大きかったなぁ、おっちゃん。
ちなみに、私の身長は176cm。さて、実際は何cmだったんでしょうか。写真を見てご推測下さい。
※写真で「私⇔スズキ」には多少の遠近感はあります。
ま、夢があって良いじゃないですか。とにかく室見川でも良型リバーシーバスが釣れるんですよ。筑後川に負けてられるかって話ですよ。二級河川ですけど。
小潮はリバーでステイ川鱸狙い。まぁセオリーです。
とは言っても、一ノ堰辺りの塩分濃度、結構高いです。「あそこは淡水っしょ」って言ってる人も多いですが、実際に舐めてみると分かります(一応ペッして下さいよ)。つまりは、あの堰からが河口汽水域ってわけですね。
しかし、シンペンやバイブレーションをフルキャストすると対岸にぶつかるので注意です。
あと、下って行くと所々に電線があるので頭上にもご注意下さい。
それより、おっちゃん、本当にあのスズキ食っちゃうの?大丈夫なの?
巨エイからのBIG川鱸、左腕ナイス乳酸。
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僕。sandijazz。
「アングラー歴=年齢-4」という釣りがデフォな人生を送る三十路ナイスガイ。博多湾の中でも特に室見川~今津湾までという狭いフィールド内でシーバスの生態観測を行っている地域密着型アングラー。基本的に右利きなのに左キャスト/右リトリーブという少数派。オカッパリ派(ウェーディングは年に1、2回程度)。魚の生態に関する知識と感覚の鋭さを釣りの糧とする。理論派であり現場主義、経験と実力・実績こそ全てだと考える類の人。「無難」を嫌う超High-stakes気質。定期的にランカーを見ないと精神衛生を乱すほどの大物志向でありながら、ライトタックルでの小魚の数釣りに超はしゃぎまくるラブリーさも持つ。NPO法人バーブレスフック普及協会会員。ラインシステムの研究やルアー製作まで行うド変態、しかもルアーコレクター。シーバスの他にも、ロックフィッシュ(ハタ系・カサゴ系)、アジ、メバル、クロダイ、ナマズ、ブラックバス、雷魚、ヤマメ等、四季折々の釣りをルアーで嗜む。
自己記録:マルスズキ100.5cm、ヒラスズキ70cm、有明鱸89cm、有明ターポン(ヒラ)52cm、シイラ148cm/18kg、キジハタ48cm、メバル32cm、カサゴ35cm、ナマズ72cm、カムルチー94cm、ヤマメ42cm、ニジマス54cm。
実は一企業(小)の事業主。ブランディングディレクター/デザイナー、フロントエンドエンジニア、コピーライター、グロースハッカー。英語・タガログ語(使う機会がなく忘れ気味)・博多弁のトリリンガル。声楽家(元講師)、演奏家(10種以上の楽器を奏でる変態)。レガシィBH5(MT)乗り。とにかく器用。知的探究心の塊。類稀なる強運さに定評あり。
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3 コメント:
こんにちは。以前からこのブログを参考にさせて頂いてますが、今回初コメントさせて頂きます。よろしくお願いします!
僕も室見川近くに住んでいてよく室見川に行くのですが、ヘタクソすぎてまったく釣れません・・・。先日も12~14日三夜連続で一ノ堰を攻めたのですが、ボラがスレがかりするばかりでシーバスの反応も全然なかったと思います。そんななか、今回のブログであんなグッドサイズを釣られてたんで、ついコメントしてしまいました(^_^;)
僕は堰直下のテトラあたりを集中的に攻めていたのですが、橋脚周りのほうがよかったりしますか?あと全体的にかなり浅いと思うのですが、橋脚周りの水深は干潮時にはだいたいどれくらいあるのか教えていただけませんか?室見川でまだ一本もあげたことがないのが悔しくて・・・(@_@;)
これからもブログの更新楽しみにしています。長文失礼しました!
> ケン坊さん
お初のコメントありがとうございます。
あの場所で釣りしてる方は結構多いみたいですね。私は近所の割には年に数度しか足を運ばないのであまり他のアングラーさんと出くわしたことがないのですが、ケン坊さんもそのお一人なんですね。
橋脚周りの水深はポイントにもよりますが、昨日の小潮ド干潮時で50cm程だったかと思います。大潮であれば多分20cmとかまで下がってしまうのではないでしょうか。そういうこともあってリバー狙いは干満の差が少ない小潮が有利だと思います。もしくは大潮の満潮周辺ですね。
ただ、堰の真下のストラクチャーには居付いてるシーバスの気配がありました。水深もあり、隠れる場所もあるので、日中や干潮時にはあそこに固まってるはずです。3、40cmくらいのセイゴが5匹程の群れで入っていくのも確認しました。根掛かりしやすいのでかなり難易度は高いですが、暗い時に聞き耳を立てていると時々出てきては捕食を繰り返してるようです。私はそれを狙ってシンペンを打ち続け、ロッド立て気味でわずかに引き波を立ててるとバコッと来ました。どうしても狭い範囲をピンポイントで狙い続ける釣りになるので、スレさせないためにもアピールの強いルアーは避け、頻繁にルアーローテーションも行わなければいけません。どちらかと言うとエサ釣りに近い忍耐が必要でした。
夜で満潮周辺のタイミングであれば堰より河口の方にランガンしながら釣り歩くのが面白いと思います。
私も昔(まだ体力があった頃…)筑肥橋までランガンしてサイズは大したことなかったものの5本上げたことがあります。釣れない時は全く釣れませんが、本当にタイミング次第。
川中央に広がるシャローラインにベイトを追い込んで捕食してる大物は必ずいます。根気強く頑張って釣り上げて下さい。遡上する個体は長距離タイプでスタミナ持ってるんでファイトがたまりませんよ!
…書いてると私もまた様子見に行きたくなりましたw
今夜辺りひょろっと出没するかもです。それっぽいのを見かけたら是非お声かけを。
詳しい解説ありがとうございます!!とても参考になりました。
かなりタイトな釣りで釣られたんですね~。恥ずかしながらそこまで考えて釣りしたことはありませんでした。やみくもに投げていることが、僕の釣れない一番の原因でしょう(@_@;)
ちなみに僕は堰下にて三日間で3個ルアーロストしました・・・泣
あのポイントは根掛かりが怖くてなかなか攻めの釣りができません(^_^;)
堰から河口へのランガンもぜひやってみたいです!次の大潮の満潮前後をねらい目にしたいと思います。
今日は実は金屑川との合流点にて室見川初のウェーディングに挑戦したのですが、まったくだめでした・・・。真っ昼間だったためかボイルもまったくなく、しかもベイトもあまり確認できませんでした。やはり室見のデイゲームは厳しいのでしょうか・・・。
残念ながら今夜は釣行できないのですが、いつかお会いできることを楽しみにしてます!釣竿もってワインレッドのママチャリこいでる男を見かけたらぜひお声をかけてください笑
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