日付が11/28に変わる辺りからフィールドへ。まずは室見川の汽水域からスタートです。
直前まで降っていた雨のせいで濁りは強め、しかも上から流されてきた大量の漂流物(落ち葉とゴミ)が着水したそばからルアーに引っ掛かってしまうというタフコン。場荒れさせるのを避け、キャスト中断でポイントからゴミが消えるのを待ちます。
そうこうしていると45君も合流、だいぶゴミも消えた様子なので再開です。
しばらく沈黙が続きましたが、満潮の潮止まりを迎える辺りで風と同調した流れの中にヨレができたので周辺のボトム付近をピョンピョンさせながら丁寧に探ってると、常夜灯の光が届く境目間近でガツンとバイト。時間かけて丁寧にやり取り、やっと降服してくれたところでランディング。
こんな感じで、丸々と太った70cm。まだまだこれからというサイズですが、このポイントで釣れる個体はとにかく元気です。
恐らくずっとチェイスしてきて、最終的に光の壁がシーバスにとって最後のバイトチャンスになったのだろう思います。もしくは、波動のみで追って来て、光が届く場所でフラッシングが効いたか。いずれにしても濁りが入った状況での好ましいバイトパターンでした。
…ここまでは、まぁ普通の釣行だったのですが。
F/Aさんも合流して今津へ移動。これが非常に嫌な方向から吹く強風、微妙に風裏のポイントに入るものの対流した風が容赦なくロッドのティップを奪います。風の中でも抜けの良いシンペンとウェイトのあるリップレスミノー、そしてバイブレーションで組み立てるしかありません。
と、この辺りから倦怠感と頭痛に襲われ始めます。まぁ寒い中、風に打たれてるからだろうと思ってましたが…。
このポイントはとにかくセイゴばかりで、チビ特有のショートバイトが頻発。こっちも食われないように大きめのルアー、そしてフックサイズをガッツリ上げて応戦しますが、肝心の大物は音沙汰なし。
その後も移動を繰り返しますが、強風のせいで期待値の高いポイントは全滅。時間ばかり過ぎて、最終的に僕らの室見川にて朝マヅメ。
正直、この辺から自分が何を狙って何を投げてたのかよく覚えてません。はっきり覚えてるのは、いつもこのブログを見て下さってるという方にお声掛け頂いたこと(お子さん、無事に生まれましたか!?)、そして頭痛と倦怠感と吐き気と眠気。
ランガンする気力もなく、普段なら「あ、ここはおらんよ」と見切るようなポイントへ惰性でルアーを投げ込む、そんな「ルアー遠投機」と化し、もちろん釣果も上がらぬままギブアップ。家路に着きました。
家に帰ると、一気に熱っぽさと吐き気が強まって、鏡で自分の顔を見てみると目に思いっ切りクマが。
まぁ何ですか、あれですよ、あのー、腸炎?そんなのですよ。嫁が先週かかってたんですけど、やっぱり感染るのかと。
45君、F/Aさん、もし具合悪くなったら、それ僕のです★
その後、吐き気は1日で治まりましたが、次はお腹ユルユル地獄にハマってます。
まぁ、おかしいなと思ったら無理せず帰れってことですね。思考能力が止まった状態で実りある釣りができるわけがありません。それで釣れてもマグレです。
というわけで目下謹慎中です。回復したらまた大物狙って漁に出ます('◇')ゞ
70cmと腸炎と私。
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僕。sandijazz。
「アングラー歴=年齢-4」という釣りがデフォな人生を送る三十路ナイスガイ。博多湾の中でも特に室見川~今津湾までという狭いフィールド内でシーバスの生態観測を行っている地域密着型アングラー。基本的に右利きなのに左キャスト/右リトリーブという少数派。オカッパリ派(ウェーディングは年に1、2回程度)。魚の生態に関する知識と感覚の鋭さを釣りの糧とする。理論派であり現場主義、経験と実力・実績こそ全てだと考える類の人。「無難」を嫌う超High-stakes気質。定期的にランカーを見ないと精神衛生を乱すほどの大物志向でありながら、ライトタックルでの小魚の数釣りに超はしゃぎまくるラブリーさも持つ。NPO法人バーブレスフック普及協会会員。ラインシステムの研究やルアー製作まで行うド変態、しかもルアーコレクター。シーバスの他にも、ロックフィッシュ(ハタ系・カサゴ系)、アジ、メバル、クロダイ、ナマズ、ブラックバス、雷魚、ヤマメ等、四季折々の釣りをルアーで嗜む。
自己記録:マルスズキ100.5cm、ヒラスズキ70cm、有明鱸89cm、有明ターポン(ヒラ)52cm、シイラ148cm/18kg、キジハタ48cm、メバル32cm、カサゴ35cm、ナマズ72cm、カムルチー94cm、ヤマメ42cm、ニジマス54cm。
実は一企業(小)の事業主。ブランディングディレクター/デザイナー、フロントエンドエンジニア、コピーライター、グロースハッカー。英語・タガログ語(使う機会がなく忘れ気味)・博多弁のトリリンガル。声楽家(元講師)、演奏家(10種以上の楽器を奏でる変態)。レガシィBH5(MT)乗り。とにかく器用。知的探究心の塊。類稀なる強運さに定評あり。
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3 コメント:
お疲れさまでした!
腸炎とは災難ですね・・早期完治するとよいですね。自分は今のところ大丈夫です!!
強風はイヤーですねぇ。しかしどんな状況でも釣れるようになりたいものです。
自分は大物を狙って釣るほどの実力がありませんが、やはりルアーサイズと連れてくるサイズはあまり関係ないですねぇ。
お久しぶりです!
釣ってますね!
まともなサイズは落ちてしまったと思い込んでおりました。
全く居ないのではなく、釣れないだけなんですね。
村岡さんの最近の釣りログにもある通りで、シーズン中のようなイージーな釣り方では駄目という事がわかりました(汗)。
脱タダ巻き…。
CD9…リップを削り過ぎて動かなくなってしまったのでリップレスにしましたが、まだ実戦投入していません。
これからの時期に使えそうな気がしますが、実績は如何でしょうか!?
> 45さん
お疲れ様でしたー。
なんか、嫁の腸炎が感染ったと思ってたけどどうも症状が違って、よくよく考えてみると、その時一緒にコンビニ寄って食べたサンドイッチが悪かったのではとも思ってみたり。
まぁでもあれより前からおかしかったんだけど。感染ってないようで何より。養生します。押忍。
いやほんと、強風ごときに負けてちゃいかんですな。
また次回、居残り組の大物を狙ってランガンしましょう。
> THさん
ご無沙汰してます!最近お忙しいようで。
もうやはりだいぶ厳しくはなってきましたが、まだサーフや磯場を中心に少量のカタクチが接岸しているようです。毎年12月まではポツポツ釣れるので、その中で大物に出会えることに期待してます。どうしても落ち残りはチビばっかですが。
最近はとにかくレンジのフォーカスがシビアです。反応があるからと言ってその層を攻め続けるとチビしか釣れないし、大物がいる層は一発が来るまで物静か過ぎて不安になるし…。釣りはギャンブルですね。
CD-9のリップレス、スレた魚には非常に効きます。「バルサの威力を知る一番の方法」とまで言うアングラーもいるほどです。単純に飛距離も伸びますしね。
ただ、とにかく浮き上がりが早いので足場が高いと使いづらいです。
河川で流れに任せたスローな釣りをさせたらその辺のシンペンには敵わないですよ。もちろん、夜の港湾でのデッドスローもGOODです。テンション緩むくらいの遅さでガン見させてもバルサは奇跡を起こします!
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