お久しぶりです、私です。生きてます。
実は、1月の末は過労と寒さにより見事にダウンしておりまして、通院&薬漬けの長い釣り禁状態でした。ブログの更新も滞りーの。
その謹慎前はもちろん、回復後も寒さに負けずフィールド出てます。釣果としては、例の如く「釣れはするんだけど」って感じで30~50cm弱クラスのチビばっかりでしたが、この週末辺りから少しずつ状況が好転してます。
まず2/4の夜、大潮。まずはいつもの汽水域を調査。水温は8℃前後と冷たく、しかも超クリア。満潮周辺の小一時間投げるも釣れる予感がしない。あ、途中お声掛け頂いたがんチャンさん、ありがとうございました。
その後、見切りをつけて移動。寄り道しつつF/Aさんと合流、大物狙いで河川の影響を受ける本命ポイントへ。
現地に到着したすぐ、下げ始めのプチ時合にハマって開始早々にHIT、80cm前後、しかしこれは手前で痛恨のバラシ。その後すぐにまたHIT、これはフッコクラス、が、120mmの3本フックミノーなのにバラシagain。
とにかくどれもショートバイトを拾った感じで、ロッド先の向き、ドラグの締め具合、鋭いフック(私はもっぱらST-46です)、そして反射神経、とにかく全てのファクターを使って意図的にHITに持ち込む感じ。ハイシーズンのような深いバイトはほとんどなく、アタリも小さければ食いも浅いです。
その後セイゴを獲ったのみで終了して、最初の良型へのリベンジを誓うのでした…。
というわけで翌日2/5、中潮の満潮周辺から同ポイントへ。
まずは歩いて状況を探ってると、川の影響を受けるエリアに良い感じのヨレが目に見えて発生。ここぞと120mmのフローティンミノーグをフルキャスト、ギリギリ届きません。そこで今度はドリフト気味に送り込む作戦。上手くヨレの近くに乗って悦に入ってると、「今何か触った?」って感じの反応が。するとその直後、水面がモワッと動いて、反射的にアワセを入れると一気にグンッとHIT。
77cm。2投目でリベンジ完了です。痩せてはいるものの、この時期には懐かしささえ覚えるほどの良いファイトでした。今季アフターの第1号です。
その後は2、3回バイトがあるも乗らず、寒さと空腹により撤収しました。
そして昨日2/6、中潮、満潮直前に再度同じポイントへ。
バイブレーションをアップクロス気味に投げてボトムを取り、ロッドを立ててちょっと巻いてはストップを入れるハゼ的な動作を繰り返していると、ストップ時(フォール中)に何かに掠った感覚があったのでアワセてみると、何とも幼気なセイゴがHIT。前日よりも40cm程サイズダウンです。
時合かと期待してすぐさま投げ込みましたが無反応。その後も特筆すべきようなことは起こらずに納竿となりました。
最近の釣行に見る傾向としては、当然セオリー通りにボトムをスローに舐める、そして時合なら思い切って上のレンジ、大きめ(120mmクラス以上)のミノーをしっかりと泳がせる、このパターンが効いてます。
今のメインベイトは甲殻類・多毛類、そしてハゼです。これらを捕食して体力を回復しようとしているアフターシーバスはご存知の通りボトムを意識してます。そんなシーバスには根掛かり覚悟で底を這わすか、もしくは少しでも食いが立つ瞬間を見計らって意図的に上に向かせるか。後者で攻めるのであれば必然的に目立つものが一軍になります。
但し、この表層パターンは本当に潮の動きと流れに左右されます。「あそこには確実に魚が付いてる」というポイントをタイトに狙い撃つ必要があるので、時合の数分に賭けるしかありません。撃ち続ければ当然スレも早いので。
そして年間通して大切な事ですが、この季節特に顕著なのがルアーローテーションの大切さです。
スイムアクションやサイズももちろんですが、私が同様に気を付けているのはカラーです。「色なんて関係ない」という方もたまにいるようですが、こればかりは長年やってて間違いないです。
私のローテーション規則はとてもシンプルで、「振り幅」を考えた回し方をしています。
例えば、「ホロ系イワシ → チャートバックパール → レーザー系コノシロ → レッドヘッドパール」みたいに、ナチュラルの次には発色系と言った感じで、出来るだけ真逆になるようなカラーを交互に選択します。
必然的に私のタックルボックスには色違いで同じルアーがたくさんあります。大体チャート・パール系1個にナチュラル系1~2個といった感じです。
何はともあれ、まだまだ個体数は少ないものの、少しずつポストスポーンな大型が帰って来てます。例年より遅い感じがしますが、これから段々とチャンスが増えていくに違いありません。
同時に、フィールドにもアングラーがちらほら戻って来て人的プレッシャーも増していきます。この1~2ヶ月はどこに行っても貸切状態でしたが、その貴重なシーズンもそろそろ終わりです。
まだまだ釣行時には車が凍ってしまうことがありますが、寒さに負けず自然との知恵比べを楽しんでいきます。精進します。押忍。
30~77cmとかアフターシーバスとかルアーローテーションとか
カテゴリ:
シーバスの傾向と対策,
ルアー、タックル,
釣行記
【その他、アングラー向けのリンクとか】
人気のシーバス釣りブログ一覧(ブログ村)
NPO法人バーブレスフック普及協会
福岡県水産海洋技術センター
WEBカメラによる室見川の様子(観測地点:橋本橋)
Post Info
- 8:30
- 2 コメント
登録:
コメントの投稿 (Atom)
僕。sandijazz。
「アングラー歴=年齢-4」という釣りがデフォな人生を送る三十路ナイスガイ。博多湾の中でも特に室見川~今津湾までという狭いフィールド内でシーバスの生態観測を行っている地域密着型アングラー。基本的に右利きなのに左キャスト/右リトリーブという少数派。オカッパリ派(ウェーディングは年に1、2回程度)。魚の生態に関する知識と感覚の鋭さを釣りの糧とする。理論派であり現場主義、経験と実力・実績こそ全てだと考える類の人。「無難」を嫌う超High-stakes気質。定期的にランカーを見ないと精神衛生を乱すほどの大物志向でありながら、ライトタックルでの小魚の数釣りに超はしゃぎまくるラブリーさも持つ。NPO法人バーブレスフック普及協会会員。ラインシステムの研究やルアー製作まで行うド変態、しかもルアーコレクター。シーバスの他にも、ロックフィッシュ(ハタ系・カサゴ系)、アジ、メバル、クロダイ、ナマズ、ブラックバス、雷魚、ヤマメ等、四季折々の釣りをルアーで嗜む。
自己記録:マルスズキ100.5cm、ヒラスズキ70cm、有明鱸89cm、有明ターポン(ヒラ)52cm、シイラ148cm/18kg、キジハタ48cm、メバル32cm、カサゴ35cm、ナマズ72cm、カムルチー94cm、ヤマメ42cm、ニジマス54cm。
実は一企業(小)の事業主。ブランディングディレクター/デザイナー、フロントエンドエンジニア、コピーライター、グロースハッカー。英語・タガログ語(使う機会がなく忘れ気味)・博多弁のトリリンガル。声楽家(元講師)、演奏家(10種以上の楽器を奏でる変態)。レガシィBH5(MT)乗り。とにかく器用。知的探究心の塊。類稀なる強運さに定評あり。
Twitter / Facebook / Instagram / 会社
メルアドも晒すよ!
naturalogy+seabass@gmail.com
2 コメント:
先日は釣りの邪魔をしてごめんなさい。
その後、私は帰宅しルアーを持って名柄川河口で1時間ほど投げましたが反応を得られず残念な結果となりました。
しかし、流石ですね。
この時期に77cmの釣果とは・・・。
また、いろいろ教えてください。
これからも貴殿のblog楽しみにしてます。
> がんチャンさん
いえいえ、お声掛け頂きましてありがとうございました。おかげさまで落ちかけてたモチベーションが復活しました。
川の影響が強いポイント(先日の汽水域等)へは私も頻繁に様子を伺いに行ってるのですが、まだまだ厳しいですね。数日前に水温を計ったら、上げ時に9℃弱、下げが効き始めると一気に7℃辺りまで下がりました。
上げの時合で「もしかすると」って感じだと思います。来たら大物の可能性大ですが。
これからもちょこちょこお会いすることもあるかもしれませんが、是非またお声掛け下さい('◇')ゞ
コメントを投稿